妊娠のプロセス

どの段階で妊娠と呼べるのか、大変微妙なところです。産婦人科での妊娠検査が陽性となっても、ドクターは、すぐに妊娠ですとは告げません。妊娠するに至るには、排卵、受精、着床の順番に進み、どの過程においてもタイミングが重要なかぎをにぎっています。

 

自分の周期中にたった1日しかない排卵日にセックスをして、受精し、さらに子宮まで無事移動してから、着床しなければ妊娠へと繋がりません。この中でも、受精は一番難しく、多くの困難をクリアーしなければ成功しません。

 

卵子までたどり着く精子が少ないなか、卵子の中に入るために、細胞膜を消化するという難関があります。こうして出来た小さな穴から、一つの精子が入ることで、受精が完了します。その後は、細胞分裂を繰り返しながら、子宮内に着床することになります。

 

排卵日に合わせて性交渉をもった場合でも、妊娠する確立は3割前後と言われていることから、受精、着床がいかに困難なことかよく分かると思います。子供を授かるということは、決して当たり前のことではなく、大げさに言えば、奇跡が積み重なった現象、と言えるのではないでしょうか。