女性の場合 不妊症の原因になるものは何?

ここ数年、不妊症に悩む女性が注目されるようになってきました。女性の不妊症の原因には、排卵障害や卵管因子、子宮因子、子宮内膜症などがあります。

 

不妊症自体は、最近になって出てきたわけではなく、昔からあるものです。しかし、食生活の欧米化や環境汚染、女性の社会進出など、女性の生活環境も体も変化しているのは事実です。それらの変化によって、不妊症が増えているという可能性も否定できず、ある意味現代病のひとつともいえるかもしれません。

 

女性の不妊症の場合、卵管や子宮になんらかの問題があるか、あるいは正常に排卵が行われていないことが直接の原因になります。妊娠するためには、排卵することが大前提ですから、排卵障害を起こすと妊娠しにくくなります。排卵障害は、卵巣機能の低下や、卵巣を多く被膜が厚くなり、卵巣に卵胞がたくさんできる多嚢包性卵巣によって起こります。

 

これらの症状の原因は、無理なダイエットや栄養不足、寝不足、ストレス、喫煙などと考えられています。また、ストレスによって引き起こされる高プロラクチン血症による排卵障害も考えられ、この場合は生理不順になったり、流産をしやくすなったりもします。

 

不妊症の原因には様々なものがあり、簡単には特定できませんが、特に多く判明しているのは、感染症などによって卵管が詰まったり狭くなる卵管因子によるものです。精子が卵子までたどり着けなくなるため、不妊症になるのです。また、子宮因子が変形していたり、癒着を起こしている場合も、やはり不妊症の原因になります。

 

これらは、子宮卵管内造影検査によって分かるので、不妊症の原因を特定する場合、一番最初に調べられます。他にも、黄体機能が不全だったり、子宮筋腫や子宮内膜症によって起こる、着床障害が不妊症の原因になることもあります。いずれにしても、自分の不妊症の原因を知ることが大切ですから、きちんと検査を受けましょう。